というわけで↑の記事で30時間ぐらいでクリアできたことを報告した件の続きです
こちらでは攻略の思い出、好きなミッション、その他感想などのネタバレを含む内容を取り扱うので、ネタバレくらいたくない方は1週目をクリアしてからお読みください
以下ネタバレあり
1週目の分岐は「レイヴンの火」ルートを進みました。まぁ、自分にしか声が聞こえないルビコニアンにそそのかされてカーラを殺そうとする人なんて一部の奇特な人だけだですから多くの人はこちらの分岐に進むんじゃないかと思います(違ってたらすみません)。「汚物は消毒だー!」エンドです
攻略の思い出
発売日のX(twitter)で「チュートリアルのヘリ」がトレンド入りするぐらいチュートリアルのヘリが注目されました
なのでチュートリアルのヘリにはかなり警戒しながら進めていったのですがぶっちゃけ「そんなに難しいか……?」って感じですね
3回ぐらい死んだので「あんな雑魚に負けちまうXの民はさぞかしゲームが下手なんだろうなぁ」という嫌味ではなく、個人的には特に印象に残らなかったボスでした。まぁ、単なるヘリですし
一番最初に苦戦したボスは「バルデウス」でした。つよつよバリアに加え、四方八方から迫ってくるミサイルの弾幕が避けられずに苦労しました
バリアは泡みたいなエネルギー弾打つ武器(パルスガン)で攻略しました。道中のスッラがパルスガン持ちなのは開発側からの「これを使え」っていうメッセージですよね。開発からのヒントめっちゃ助かる。パルスガンとブレードのあわあわぶんぶん丸で勝ちました
最終的にミサイルは全部は避けられなかったものの一部の小さなダメージは許容して「体力ゼロにならなければいい」というスタンスで乗り切りました
「避けられなくてもなんとかなる」ゲームであることを明確に理解したのがその後のボス「シースパイダー」です
「シースパイダー」まではブレードと「ハンドガン/マシンガン」という構成で戦っていたのですが、なんか火力不足だなぁと感じて適当な武器を探すことに
一番強そうなマシンガンを買ってボスに打ち込んでみたら、スタッガーの蓄積値がもりもり溜まっていい感じに。「あれ……これブレードいらないんじゃね」と思って両手にガトリングを持たせてみたらこれが大ヒットでした。ボスの体力がバターのように溶けていくじゃありませんか
このWガトリングは攻略でめちゃくちゃお世話になった構成で(後に4脚を新しいのに替える)、ぶっちゃけ一部のボス以外はすべてこの両手にガトリングのハッピートリガー構成でどうにかなりました。強すぎやしねぇか!?
とくに、1対1のAC機に対しての強さは無類のもので、アリーナのAC機はDランクのやつからAランクのやつまで仲良くWガトリングの前に散っていきました。ランクで一番強いやつまでガトリングで体力がもりもり削れていくのでアリーナの存在意義を疑いたくなるほどです。もうあのモードの名前は「ガトリング射撃場」でいいんじゃないかな
シースパイダー後のチャプター3はガトリングで風のように過ぎ去りました。ガトリング構成で苦戦したのはチャプター4の「レッドガン部隊迎撃」のミッション。
ガトリングで威力は申し分ないのですが、1対多を行う場合にスタッガーを狙って相手を沈めるガトリングは効率が悪い。結果として全弾打ち尽くしてしまって、素手で応戦する羽目に。ガトリングに頼れなくなった途端戦力がほぼ0になるので計画は破綻します(肩に6連のENミサイル積んでましたが威力が足りない)。丸裸にされた哀れな機体がミシガン総長の部隊に何度もリンチされたことか
結局、マシンガンではだめなことを悟った自分はブレードとキャノンの構成で「レッドガン部隊迎撃」をクリアします。冬の体育の授業の長距離走の嫌な思い出が蘇るぐらいにはあの円形のステージをぐるぐるしました
ガトリングで乗り切れましたがすごく苦戦したのはチャプター4のラストのボス「アイビス」
正直、「こいつがラスボスかぁ」と錯覚してしまうぐらいには強かったです。アイビスが早すぎてカメラの暴れぐあいがヤバかったですね
斬撃を放ってくる攻撃と赤いビームの攻撃の追尾性能には最後まで困りました。プレイヤーの位置をあまりにも正確に射抜いてくるので回避する方向を予測して撃っているような感じに思えたんですがあれってどうなのでしょうか。プレイヤーの入力を受け取っているのであればチート行為です。アイビスはチート行為でBANされるべきですね
機動力を重視して、4脚から2脚に切り替えてクリアしました。斬撃に関しては避けられたり避けられなかったりですね。3次元的に避ければよいことはわかったのですが、相手との距離によってはどうにもならないこともありました
最後に苦戦したのは「エア」。これはバリアが硬すぎてガトリングでどうにもならなさそうだったので同じくバリアを張っていた「バルデウス」の攻略の時を思い出し、片手にパルスガン、片手にブレードで挑みました
エアを攻略しながら思ったのが、「こいつ……エルデンリングのマレニアに似てねーか?」ということ。体力が半分以下になったときに繰り出してくる、残像を発射する赤い斬撃がマレニアの攻撃にそっくりなのです
考えてみると、前半戦の「プレイヤーの様子を待っていて隙あれば前に出て斬撃する」という行動もマレニアそっくりです。あいつ、自分からは動かないタイプだったからなぁ(あと赤い呪いっていう設定も似てる)
幸いなことにマレニアを理不尽たらしめている驚異的な回復能力と悪名高き「水鳥乱舞」は受け継いでないみたいでよかったです。2023年8月現在「水鳥乱舞」とグーグル検索に入力するとサジェストは「水鳥乱舞 避け方」です。今もなお多くの人を苦しめていることが伺えます
さらに深く考えてみると、先程挙げたアイビスの斬撃攻撃とか攻撃パターンとかもろもろは同じくエルデンリングの「黒き剣のマリケス」に似ているような……。まぁいいか。深く考えないようにしましょう
好きなミッション
満場一致でチャプター3の「アイスワーム撃破」じゃないでしょうか。敵対する勢力が手を組んでわちゃわちゃするというお祭り感が非常に良いです
狙撃担当のラスティの見せ場でもあります。プレイヤーのライバルポジションである彼が一番輝いてた時期がここです
その後戦うことになる実物のラスティくんはアリーナの彼も含めガトリングの前に1分ぐらいでひれ伏しちゃったので、かっこいいセリフ言ってても「でも、こいつガトリングですぐ死ぬし……」って思ってしまってあんまりかっこよくなかったです。ラスティくんは終始よわよわでした。アリーナで戦ってみたら弱くて、実際に戦ってみても弱くて、パワーアップして帰ってきてもやっぱり弱い。あのぅ……勝手に友達扱いしないでいただけますか?
どうでもいいですが、僚機ありのミッションって最初のミッション以外ほぼ仲間の機体が途中退出している気がします。最後まで付き添ってくれる僚機はいないのでしょうか
チャプター5の脱出のミッションも変わり種で印象に残ったミッションです
特に装備が自由に変更できないという縛りが新鮮で良かったですね。ガトリングしか使ってなかったので他の武器が使えてほっとしました
その他感想
アセンブルについて
「アセンブルってもっと複雑で難しいかと思った」というのは前の記事で述べました
簡単ゆえに、結局お手軽に強い武器(ガトリングとか)にプレイヤーが誘導されがちなんじゃないかとプレイしてて思いましたね。調べてみると、ガトリングの他に、ショットガンも性能がぶっ壊れているらしいです
振り返ってみると、自分の攻略のほとんどはガトリングぶっぱでしたから……。ガトリング打ちっぱなしで目の前の敵が溶けていくので気持ちいいのはそうなんですが、「本当にこれでいいのか感」はありました
ソウルシリーズみたいにステータスの偏りがはじめに決まっていればある程度多様性出てくるのでしょうが、それだと装備が自由に変えられなくてもやっとしますね
結局、買ったけど使わなかった「積ん読」みたいな武器がいっぱい出て来てしまったのでなんか損した気分です。アリーナモードは「モンスターハンター2G」の闘技場みたいにいくつかのプリセットから選択して挑戦する形にすればもっと面白くなったのかなと思います
セリフについて
物語の中でかっこいいセリフいっぱいあってしびれました。レイヴンのオペレーターの「見せてもらいましょう 借り物の翼でどこまで飛べるか」とかウォルターの「火をつけろ 燃え残った全てに」とか
セリフのかっこよさもさることながら見せ方がうまいです。テンションが上がるタイミングでテンションが上がるセリフが出てくるのでプレイヤーとゲームのテンションが乖離していないというか……
パージについて
武器をパージすることができる仕様は個人的にはすごく好きな仕様なんですが使い所なくて消化不良気味でした
弓矢を打ち切ったら白兵戦になだれ込むみたいに「弾薬がなくなったら近接武器で特攻する!」みたいな運用ができたら激アツだったのですが、武器をパージしたら拳になってしまうので、微妙な性能でした。ブレードが標準装備だったらなぁと思う場面がちらほら
パージ使ってくる敵も(自分が確認した限り)いなかった気がします。普段は重量機体だけどピンチになるとコアパーツだけ残して超高速化するボスなんていたらわくわくするなぁなんて思ってました
ロボットもののお約束について
ロボットものなのに合体とか変形はなかったのは意外です。てっきりラスティくんと合体できるかと。「俺と合体しろ、戦友……」という展開は予想していたのですが、予想が裏切られました。ラスティくんと合体しても弱くなるだけだから別にいいんですけど
爆発四散して死ぬ敵っていましたっけ? 「うわぁぁぁぁ!!!」とか言いながら大爆発する汚ねぇ花火が見たかったですが、AC機の死に際は想像より遥かに上品でした。形を保ったまま、うなだれる。なんか弁慶の死に際みたいです
まとめ
アーマード・コア6。とっても楽しかったです
この作品をプレイしたことで自分の中でのACは東京広告機構からアーマード・コアにアップデートされました
2週目では選択ミッションで選択しなかった方を選んで見てどうなるか試してみたいです。早速やるぞ!
追記:
2週目攻略後の記事はこちらです