応用情報技術者試験まであと約100日

応用情報技術者試験を受けてみようと思い立ちました。

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IT業界では資格なんかよりも実務経験の方が重要であるというのはよく言われることですし、IT業界の末端で働いている自分としてもそれは本当だと思います。転職のために資格を取るのだったらポートフォリオを作成してGithubにソースあげたほうがコスパはいいです。

とはいえ、応用情報技術者資格は経済産業省が認定する資格であり、一応は国家資格(ドヤッ)です。なので、公務員として情報関連の業務を行ったりする場合には試験が一部免除されたり、面接官の心象アップにつながったりすると思います。また、会社によっては資格手当をもらえるところもあります。残念ながら、どちらも俺には無縁なのですが……。

なぜ応用情報技術者試験(その他IPAが主催する資格の数々)は国家資格であるのに取得しても意味がないと言われがちなのか。

それは、弁護士資格や会計士資格のようにその資格を持っていないと特定の業務に携わることができない「業務独占資格」ではないからです。実際、業界で活躍しているITエンジニアの方々でも全く持っていないという方は多いです。そんな資格持っていなくても仕事に困らないうえ、業務遂行能力と資格の有無には関連がない(←これは個人的な経験ですが)ために、そんな資格取っても意味ないと言われれるのでしょう。

「おーよーじょーほーぎじつしゃ」とはいうなれば、資格を持ってれば履歴書の”免許・資格”欄が寂しくなくて済む「履歴書余白埋め資格」であるのです。ま、取得してから言えよって話ではありますが、「きほんじょーほーぎじつしゃ」持っている自分の実感からしてみて、この類の資格は取ったからと言って何かが変わるわけではないと思っています。

であるのに、なぜ資格を取るのか。それは先日、俺が本屋に立ち寄ったことにさかのぼります。

ほわん、ほわん、ほわん……(´-`).。oO

 

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出典:『ボボボーボ・ボーボボ』 10巻 106話 「100万億のボーボボ

「いやじゃ、おぬしの私生活など聞きとうない」という人は多いと思うので回想部分は省きます。

本屋で暇だったので応用情報技術者試験の対策本の目次を見ていると、基礎理論の章に「AI」データベースの章に「ブロックチェーン」、ストラテジのところに「IoT」の記述がありました。

俺が5年前に基本情報技術者試験受けたときにはこれらの記述はなかったと思うので(補足:応用情報技術者試験の午前問題と基本情報技術者試験の午前問題はかなり似通っている)、時代が進んだということでしょう。

情報系の国家資格のコスパ悪い点の一つに情報のキャッチアップが遅いという点が挙げられたりします。ですが、そんな情報の更新が遅くなりがちな資格試験で「AI」「ブロックチェーン」「IoT」が取り上げられているということは「もう大して新しくもないし、そろそろITエンジニアなら説明できないと恥ずかしいよ」というIPA様からのお達しなのです。

と、いうわけで「知識のアップデートをしておくか!」となり、応用情報技術者試験に臨もうと思い立ちました。

 

あと何日?

試験は1年に2回、春期と秋期に行われます。年末年始に受けようと思った人間は大抵、春期試験を受けます。俺もそうしたいと思います。

2022年の春期試験は4月17日に予定されている、とのことなので今日から数えて大体100日です。

www.jitec.ipa.go.jp

少し前から「100日後に~する~」というのが流行っているので「100日後に応用情報技術者試験に受かるITエンジニア」というタイトルにしようと思いましたが、やめました。受かってからやれっていう話です。絵も描けないです。

ともかく、約3ヶ月で合格する、と目標を立てました。ブログにそう書いたので頑張らないと恥ずかしい思いします。午後試験が心配です。

 

勉強計画

とりあえず以下の参考書は購入しました。

このシリーズは基本情報技術者取るときにもお世話になりました。最近は恐竜の絵が表紙を飾ることが多いようなので勝手に「ザウルス本」と名付けました。今年度はなんとトリケラトプスが来てくれたようです! わーい。

午前の試験の出題範囲は大きく「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」の3つに分かれています。ざっくりいえば、開発者のための知識、開発者を束ねる人たちのための知識、偉い人たちのための知識。テクノロジ系とマネジメント系は読んでいて楽しいのですが、関連法規やガバナンスなどの知識を問われるストラテジ系はものすごくつまらないです。下っ端が実務で使用することはないです。覚えちゃえば得点取りやすい部分なんですけど……。

ザウルス本では上記の出題範囲が全11章に分けられています。おそらく、勉強計画を立てやすくするため分量が均等になるように分けられているのだと思います。

午前問題の知識のインプットは早いうちに終えて、問題をぐるぐる回しまくる……という戦略をとりたいと思っているので、3日で1章を終えるような速度間で勉強していきます。全部終えるのに33日かかる計算ですから、今日から始めるとして2月10日には一通り出題範囲はカバーしたことになります。

そのあとは、ひたすら過去問を解いていきます。ザウルス本に付属しているDEKIDASの過去問は2013年の春期試験から2021年の秋期試験まで合計17回分のテストが収録されています。一日一テスト……はさすがにハードすぎるので1日1セクション、土日祝は通しでテストする……という風にやっていきます。

カレンダーとにらめっこしてみて予定を立ててみると、3月終わりまでにはDEKIDASの過去問をすべて終えられます。4月から半月空くわけですが、それは……弱点対策とかに当てましょうか?

あくまで計画は計画ですから、無理のない範囲で勉強していこうと思います。

ちなみに、応用情報技術者試験のエントリーは1月11日(火)から! 急げ、エントリーできなくなっても知らんぞー!
(TOIECみたいに抽選になることはないのでご安心ください)