『デジモンテイマーズ』視聴中前半 ~14話 主要キャラについての感想

AmazonPrimeの東映アニメチャンネルで『デジモンテイマーズ』を見ています。14話まで見終わりました。ギルモンがメガログラウモンに進化する箇所までです。多分、物語はここで一区切りなんだろうなと思って記事を書こうと思いました

現作の放映は2001年~2002年。当時の自分の年齢は6~7歳です。主人公のタカトくんとかギルモンとかの姿には見覚えがありますが、話の内容は全く覚えていません。っていうか見てたのかな?

アニメチャンネルではなぜかタカトくんのパパの姿が作品のイメージ画像としてでかでかと映し出されています。このあと、タカトくんのパパが主人公のタカトくんを差し置いて獅子奮迅の活躍を見せるとかそんな感じなのでしょうか?

14話までは主要なキャラクターの性格や関係性、物語の世界の背景などを説明する導入部分でした。これからの展開でそれらがどう変わっていくのか、楽しみです

松田 啓人

デジモンの主人公にしては珍しくおとなしい感じの子です。画像はホームページから引っ張ってきたものですが、ゴーグルつけてるとちょっとチャラ男っぽいですね

14話まで見た感じだと、線が細いことも相まってちょっと乙女っぽすぎる印象を受けました。グラウモンが進化した姿から戻らなくって泣いちゃったシーン(9話)はいくらなんでも女の子すぎるだろと突っ込みたくなりました。後で紹介する健良くんに何でも相談して頼る感じとかも女の子っぽいです。あいつら絶対付き合ってんだろ

ギルモン

まずデザインがいいです。かっこよさと可愛さが絶妙なバランスで両立されています。とても好きです

声もいいです。声優界のレジェンド、野沢雅子さんが声を当てていますが、かわいい声もかっこいい声も違和感がないです。進化して「もっと闘いたい」とか言い出した辺りで「あっ、これ悟空の声だ」と気づきました

性格は純粋無垢そのもので、とにかく楽しいことが好き。タカトの言うことを聞かなくて脱走しまくりですが、不思議といらいらしないです。かわいいけどあざとくない、ここらへんはクルモンとちょっと違う点です

李健良

香港出身の父と日本人の母の間のハーフの子、という主要キャラにしては珍しい設定を持つ子です。新宿が舞台なので国際色豊かにしようとしたんでしょうか。ただし中国に所縁を持つことが過度に強調されるシーンは少なく、国際色が更に高まった現在から見てもバランス感覚のある描かれ方をしていて好感が持てます

登場人物の中では最も大人びています。大人びすぎていてちょっと浮いている、という子供向けアニメとしてはこれまた珍しいパターン。登場人物全員「こいつに相談しておけばなんとかなる」と頼っている節があります。デジモンアドベンチャーの光子郎くんのポジションですね

前半ではデジモンを戦わせることにためらいを抱く描写が多かったです。パートナーのテリアモンを大事にしていることが伝わり好感度高いです

カードスラッシュのときに無駄にカッコつけるところだけが玉にキズですかね

テリアモン

「無問題」が口癖のゆるキャラデジモンです。可愛い見た目の割に割と好戦的で、動物的な一面も持つ不思議なキャラです

劇中で初めてガルゴモンに進化したときのあの絶妙なヤバさが印象的です。笑顔でガトリングガンを放つトリガーハッピー。あの様子だと人間も笑いながら殺しかねないです

人形のふりをしている描写がかわいかったです

牧野留姫

クールな一匹狼の女の子です。タカトや健良が通う淀橋の学校とは異なる神楽坂の女子校に通っています。都内の邸宅に住んでいることから一応お嬢様なのかな。母が有名なファッションモデルだということもあり、経済的には裕福な暮らししてそうです

主要な登場人物の中では最も好戦的なキャラクター。強くあることにこだわりを持っており、物語序盤ではパートナーあるレナモンを酷使したりもしていました。いわゆるバーサーカー的人物

タカト、健良とつるんでいくうちに少しずつ性格が丸くなっていきます。それにしてもこの子、学校に友達いないんでしょうか。心配になります

レナモン

一部の人にはめっちゃ深く刺さりそうな獣人系のデザインしています

パートナーの留姫の命令に忠実な従者で、冷静沈着な性格をしています

最強のデジモンをパートナーに望む留姫の要望に応え「本当に強いデジモン、それは私だ」とイキって登場した(6話)わりには相応に弱いです。この子は何を根拠に自分が最強だと信じていたのでしょうか

主要な3キャラのパートナーデジモンの中では一番人間に近いデジモンです。テリアモンやギルモンが悩むシーンはありませんでしたが、レナモンは自分の存在やパートナーとの関係に悩んだりしています。パートナーと離れて行動することも多く、そういった意味でもデジモンと人間の境にいるキャラクターだと感じました

クルモン

かわいさ全振りのマスコットキャラ的デジモンです。「~クル」という特徴的な喋り方をしたり、自分の足音を自分で発音したり、かわいさを狙いすぎてあざといです

パートナーは未だに(?)おらず謎に包まれています。神出鬼没のかまってちゃん。最初は「かわいい!」扱いされますが、だんだん扱いが面倒になってきたのか画面にクルモンは存在するが登場人物たちは一切クルモンと会話しないというシーンも多くなってきました

声は田楽マンです

インプモン

クルモンと同じくパートナーのいない野良デジモンです。こちらもクルモンと同様かまってちゃんなのですが、他人に嫌がらせをするのが好きという点で異なっています

クルモンはデジモンの進化に何かしら関係しているのがわかりますが、インプモンは物語においての役割がまだ不明です。ただうざいだけのキャラですね。交通事故に巻き込まれて理不尽な死にあってほしい

主要なキャラクターは上記5キャラですかね。その他、タカトくんが密かに恋心を寄せる加藤樹莉や有能風無能のライターカチカチ男、松木室長などが準レギュラーです

新宿が舞台なので、象徴的に使われている東京都庁を始め見覚えのある景色が物語に違和感なく登場していて見ていて面白いです。それにしても新宿中央公園を性的に描きすぎでは? そんなに風紀乱れていますかね

演出面だとカードスラッシュのシーンがかっこいいですね。挿入歌がかっこいいのはもとより、顔を隠す陰影の付け方がかっこいい。やっていることはただカードを読み込んでいるだけなんですけど

というわけで引き続き視聴中です