アニメのぷにるもかわいい 『ぷにるはかわいいスライム』を見てる話

現在、絶賛放送中の『ぷにるはかわいいスライム』のアニメを見ています。自分調べでは今期のアニメの中で最も面白いアニメがこれです

puniru-anime.com

原作は週間コロコロコミックで連載されているまえだくんによる『ぷにるはかわいいスライム』。結構な話数が無料公開されていて、以前に一気に読みました
(話はそれますが、週刊コロコロコミックはコロコロコミックのWeb版でしょうか? 界隈で注目されている『ドッジ弾子』も連載されています)

www.corocoro.jp

漫画も面白いですが、アニメの出来もすばらしいです。静止画でもかわいいぷにるがアニメでは歌って踊って元気いっぱいです。現在5話まで放送済みですが、あと2ヶ月はぷにるを見れると思うと幸せです

主役は「ぷにる」という名前のスライム(かわいい)

生みの親であるコタローにかわいいと思われたいぷにるはあの手この手を使ってコタローの気を引くのですが、中学2年生という難しい年頃のコタローはなかなか素直になれません。そんな2人の日常で起きる騒動を描いたラブ(?)コメディがこの作品です

コロコロコミックのしょうもないノリで展開されるラブコメ、というありそうでなかった分野の作品です。展開されるギャグは「うんこすなー!」みたいな子供っぽいノリのギャグなんですが、作者のセンスが絶妙なのか、はたまたぷにるがかわいすぎるためかずっと見てられます。男の子はいつになっても子どものままですね

見どころはぷにるの変身シーン。スライムの特性を利用して姿や形を自由に変えることができるぷにるはその特徴を利用してコタローを助けたり、事件を起こしたりします

「ホウ砂水と洗濯のりを混ぜて…」というお決まりの口上とともにぷにるが変身を行うシーンはやけに演出が凝っています。ぷにるが謎の空間から現れたり、飛び跳ねたり、光の滑り台を滑ったり……。スライムを作る工程とは全く関係ないぷにるのかわいさだけを全面に押し出した「想像の世界」の映像が流れます。ガチャガチャからぷにるが出てくる場面は脈絡がなさすぎて笑えます

魔法少女モノの変身シーンやおもちゃの販促アニメのパロディなのだと思いますが、それにしてもよくできています。コテコテの演出なのに何度見ても飽きない

OPの見ていて楽しいです。というかぷにるが動いているだけで面白いから反則級です

www.youtube.com

ぷにるがドラえもんの口になって説教されているカットや

本編じゃ絶対でてこないようなホネちゃんと剛やんのクールな表情のカット

なんだかわからないけど、カラフルでとにかく楽しいカットなど「いい絵」が盛り沢山です

文字では伝えられませんが、劇中で使用されている「音」もいい感じです。子どもの世界の安っぽい感じの音が世界観に絶妙にマッチしてます

御金賀アリスという第2(3?)のヒロインも登場してますます面白くなってきています。アリスは名前から何までいい意味で何のひねりもないザ・お嬢様キャラなのですが、もうコイツは頬に手を添える「オーホッホ」で自信満々で登場したあと、ぷにるに負けて悔しがるだけでいいです。ひねりが無くてもそれだけで究極に面白くてかわいいのだからおいしすぎます

というわけで、とっても面白い 『ぷにるはかわいいスライム』の話でした。見れ!

P.S

不思議に思っているのが登場人物の一人である南波遊助の一人称。彼、自分のことを「お↑れ↓」って訛って言うんですよね。聞くたびに、「なんだその訛り」って思います。どこかの地方の方言だとこういう風に訛るんでしょうか。それ込みで面白いのでよしです