ブログのアイコンを画像生成AIに作ってもらう 「Midjourney」と「にじジャーニー」を使用して

記事のタイトルが高級料理店のメニューみたいですね。記事の内容はタイトルのまんまです

今日までこのブログでは「いらすとや」さんで拾ってきた満腹そうにしている猫の画像とそばの画像を組み合わせた以下の画像をアイコンとして使用しています

個人的に「ねこそば画像」呼んでいる画像です。自分は超がつくほどの猫好きでもありませんし、うどんよりそば派ですが、そばが特別に好きというわけではありません。ねことそばの画像を組み合わせる人間なんていないだろうという推測に基づいて作った画像です

せっかくなので最近流行りの生成AIに作ってみさせたらどうだろう、と思いました。だいぶ流行遅れだって? ……まぁそうですね

ascii.jp

ネットで検索して適当に見つけた上の記事を参考に画像を作成します。MidjourneyというチャットツールのDiscordをUIとして使用した画像生成AIを使用します。ゲーマーならDiscordは割と馴染みのあるツールです

手法については記事に詳しく書いてあるのでここでは解説しません。ただし、2024年5月現在で情報がちょっと古い部分があり、一部調べ直す必要があります

例えば、画像を生成してもらう際に打つコマンドは記事では「/imagen」となっていますが、自分が試した環境では「/imagine」となっていました。また、3/3で触れられている個人用サーバーにMidjourneyのチャットボットを追加するプロセスもUIが少し変わっていたので若干戸惑いました

しかしながら、大筋は記事の通りで、記事を読めば簡単に好きな画像を生成できます。注意点としてはお金がかかることで1ヶ月10ドルのサブスク契約が必要です。月1500円でイラストレーターと契約していると考えればそんなに高くはない値段ですが……

早速ですが、ねこそば画像を作ってもらいました。入力したプロンプトは以下のとおりです。

Japanese cat eating delicious soba noodles

おお! という感じです。よく見てみると不自然ですが、なんとなくそれっぽい画像が作られています

左下の茶トラの猫ちゃんが傑作だと思います。どういう原理でそばを食べているのかは謎ですが、一番美味しそうに食べています

問題点はお箸ですね。「AIラーメンチャレンジ 」が一時期ネットで話題になりましたが、これとおんなじような問題がおきています。猫にどうお箸をもたせるかは人間のイラストレーターでも頭を捻ってしまうものなので、仕方ないかもしれません。右上の画像は透明人間が猫にそばを与えてるみたいな画像になってしまっています

実写系、アーティスティック系の画像に強い「Midjourney」とは別に漫画、アニメ系の画像生成に特化した「にじジャーニー」でも画像生成を試してみます。「にじジャーニー」は日本語のプロンプトで画像生成ができます

美味しそうにお蕎麦を食べている日本の猫

やはりそれっぽい画像が出てきます。「Midjourney」とはまた作風が違いますね

お箸の問題はさることながら、「これ、ラーメンじゃね?」問題も出てきました。右下の画像はお蕎麦度が高いですが、それ以外の画像はお蕎麦と言うよりラーメンっぽいです。ラーメンを「中華そば」と表現するお店もありますし、ラーメンもそばと言えばそばなんですが

どれをブログのアイコンに使おうか……と悩んでいたのですが、これらの画像は「一枚絵」で、アイコンとしてはちょっと使いづらいなと感じました。なのでプロンプトを変えて再挑戦してみます

まずは「Midjourney」から

Icon for blog depicting a cute cat eating soba noodles

さらにそれっぽくなりました。小学校とか中学校のプリントに出現しそうなテイストのイラストですね。個人的にはちょっと物足りないですが、そばを食べるねこのイラストとしての完成度は高まっていると思います。お箸の持ち方もデフォルメされていればそこまで違和感はないです

細かいところを指摘するならば、右下の猫の目が「⌒」の部分なのか「・」の部分なのか樹になります。後者であればだいぶ気持ち悪いです。AI画伯にどういう意図でイラストを作ったのか聞いても答えはないのでしょうけど

「にじジャーニー」ではどうでしょうか

かわいいねこがおそばを食べている様子を描いたブログ用のアイコン

よいですね! しっかりした画像になっています

右上のハムスターっぽい猫の画像なんかはクオリティ高いです。食べているのはラーメンに見えちゃいますけど

その他の画像もちゃんとそれっぽい画像です。器と一体化しちゃったり、自分でそば食べていなかったりしていますが、「猫がそばを食べている」という意味はしっかりと表現されています

AIは周囲のキラキラ(♢)を美味しさを表現するイラスト的なエフェクトだと理解しているようです。どんぶりを抱きかかえるように食べているというのも一つの特徴ですね

最後に、「いらすとや」風の画像を生成できるのか、ちょっと試してみました。ブログのアイコンとして使っていた初代「ねこそば」画像に近いものができるのか、実験です

かわいいねこがおそばを食べている様子を描いたいらすとや風のブログ用のアイコン

うーん、残念。「いらすとや」っぽくはないです。ねこ人間とそばの具材になっちゃった猫ちゃんが出現してしまいました

というわけでブログ用のアイコンを画像生成AIに作ってもらった記事でした。どの画像を採用したかはブログを見てみればわかるはずです

ちなみに、猫はお蕎麦を食べられるみたいです。びっくり

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